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科学技術新興調整費
「院内感染の防止に関する緊急研究」の研究結果
科学技術庁
   

1、院内感染原因菌と人宿主要因に関する研究・・・別紙
2、院内感染と医療環境要因に関する研究

平成12年8月30日
科学技術庁

院内に細菌が侵入する経路の一つとして病院給食調理施設が考えられるため、
3箇所の総合医療機関の給食施設において、食品原材料、施設内環境と設備(床、壁、機械、器具、器材、その他)および調理員の手指等について一般細菌数、大腸菌、腸球菌(VREを含む)、MRSA等による汚染の実態調査を行った。

その結果、蛇口のカラン、冷蔵庫の取っ手、エレベーター取っ手、ジェットタオル内側、温蔵庫の棚、鶏肉、および排水から
100平方cm当り10の6乗CFU以上の一般細菌数が検出された。
黄色ブドウ球菌、蛇口のカラン、冷蔵庫の取っ手、炊飯器取っ手、調理作業社の靴底、台車車輪、食器洗浄者の靴底、鶏肉、手指、床のどから広範に分離されたが、MRSAは分離されなかった。
緑膿菌も、洗浄室床および食器洗浄者の靴底、排水などから分離された。
一方VREは、全ての施設で検出されなかった。

しかし選択分離培地を用いた場合、VREと鑑別が必要な菌が多数分離された。黄色ブドウ球菌のリポタイプの調査により
黄色ブドウ球菌が作業者の手指から調理施設全体に広がる事が示唆され、それらを防止する観点からの対策の必要性が
指摘された。


ジェットタオル水受け写真ここに


日本食品分析センター 資料など・・・ここに

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